皆さんこんにちは。
上記のような方向けにブロガー歴1年6ヶ月の僕がわかりやすい解説や画像を交えながらWordPressでブログを開設するまでの手順を公開します。
ブログ初心者のための簡単WordPress(ワードプレス )の始め方
今回は「WordPressかんたんセットアップ」という方法で本来1時間以上かかってしまうブログ開設を10分で行っていきます。(急いで10分で終わらせるとかではないので、ぜんぜん気負わなくて大丈夫です☺︎)
WordPressを始めるために必要な3つの要素
WordPressでのブログ開設には下記の3要素が必要になってきます。
- サーバー
- ドメイン
- WordPress
上記の3つについては深く考えずに、この3要素を組み合わせてWordPressでブログを立ち上げるという感覚で大丈夫です。
WordPressブログを作るための手順
WordPressを使用したブログを作るために必要な手順は以下の通りです。
- サーバーを契約する
- ドメインを取得する
- ドメインとサーバーを接続
- WordPressをインストール
1と2の手順はどちらからでも問題ありませんが、今回はこの手順で「WordPressかんたんセットアップ」を行っていきます。
※「WordPressかんたんセットアップ」は、支払い方法がクレジットカードのみになりますのでご注意ください。
サーバー契約からWordPressをインストールするまでの手順
今回は「WordPressかんたんセットアップ」を行うために、「ConoHa WING (コノハウィング)」のサーバーを使用します。
ConoHa WING (コノハウイング)とは

ConoHa WINGは大手企業GMOが運営しするレンタルサーバーです。
ロリポップ!やエックスサーバーと比べ、どういった点がおすすめなのかは以下の通りです。
・月額料が安い
・初期費用が無料
・WordPressかんたんセットアップが行える
「国内最速のサイトスピードを誇り、かつ月額料が比較的安い」という点は数年ブログを運営していくのであればとてもありがたく、他のサーバーでは1,000〜3,000円ほどかかる初期費用も0円で利用できます。
それだけでなく「WordPressかんたんセットアップが行える」というのも他のサーバーにはないメリットといえます。
先ほど紹介したWordPressブログを作るための手順を従来のサーバーを使用した場合の所要時間を下記に記載しました。
- サーバーを契約する(15分)
- ドメインを取得する(10分)
- ドメインとサーバーを接続する(20分)
- WordPressをインストールする(5分)
これはあくまで何度かブログを作ったことがある僕の所要時間であり、初心者が行うと1時間は超えるのではないかと思います。(ちなみに僕は以前エックスサーバーを利用していました。)
ですが「WordPressかんたんセットアップ」を使用すれば初心者の方でも1〜4の手順を約10分で行うことができます。
ちなみにConoHa WINGは他社と比べ新しいサーバーなので、知名度でいうと従来から人気のあるロリポップ!やエックスサーバーには届きませんが、大手企業GMOが運営するサーバーなので信頼性の部分でも問題はないかと思います。
それでは本記事とあわせて、ConoHa WING公式ホームページを開きながら行っていきましょう。
この記事からのお申し込みで500円OFFクーポンが適応されます!
この記事からConoHa WING公式ホームメージにアクセスしていただいた方限定で500円OFFのクーポンが適応されるキャンペーン実施中です。
※特に変わったことはせず、手順に沿って作るだけでお申し込み内容確認時に適応されます。
※クリックするとリンク先に飛びます。

トップページの「今すぐお申し込み」をクリック。
2020年11月6日18:00までにWINGパック新規申込で月額料金20%OFFというお得なキャンペーンを実施しています。
ベーシックプラン(最安値プラン)の月額費用(20%OFF適用の場合)
12ヶ月:900円/月 → 720円/月
24ヶ月:850円/月 → 680円/月
36ヶ月:800円/月 → 640円/月
※3ヶ月、6ヶ月の契約では20%OFFは適用されませんのでご注意ください。

「今すぐお申し込み」をクリックして「初めてご利用の方」のページになるのでメールアドレス(2回)とパスワードを入力して「次へ」をクリックします。

「プラン選択」の画面になるので、少しややこしいかも知れませんが、以下と同じように選択していけば問題ありません。
- 料金タイプ:WINGパック
- 契約期間:12ヶ月(おすすめ)、24ヶ月、36ヶ月
- プラン:ベーシック(月間数十万PVあるサイトでも大丈夫)
- 初期ドメイン:お好みの文字列(サイトドメインにはなりません)
- サーバー名:入力されているので触らなくてOK
※この時点ではまだ500円OFFクーポンは適応されていません。
前述したように、12ヶ月以上であれば20%OFFキャンペーンの対象になるので、6ヶ月で6,600円(税込)のところ、倍の12ヶ月でも料金9,504円(税込)という料金で契約できちゃいます。(500円OFFクーポン適応でお支払い時は9,004円(税込)で契約できます)
ベーシックプランの他にスタンダード、プレミアムプランが存在しますが、個人ブログではそこまでのボリュームは必要なく、高ければ高いほどSEOに関係してくるというわけでもないので、ベーシックを選んでおけばいと思います。
ドメインを取得する

次に「WordPressかんたんセットアップ」を設定し、独自ドメインを取得していきます。
入力する内容は下記の通りです。
- WordPressかんたんセットアップ:利用する
- 作成サイト名:自身のブログタイトルを入力
- 新規ドメイン:自身のブログで使用するURL(被りNG)を入力(.comがおすすめ)
- WordPress ユーザー名:WordPressログイン用(要保存)
- WordPress パスワード:WordPressログイン用(要保存)
ドメインより後ろの部分は「.com」や「info」、「site」、「org」などが無難でおすすめです。
WordPress ユーザー名とパスワードはWordPressにログインする際に必要になってくるので控えておきましょう。
その下にある「WordPressテーマ」については後ほどWordPressの初期設定の時におすすめテーマを紹介するので、この時点ではチェックを外しておいて大丈夫です。
入力が完了したら右側の「次へ」をクリック。
お客様情報の入力

「お客様情報入力」画面になるので、必要事項を入力していきます。
※この時点で500円OFFクーポンが適応されます!
「種別」の部分は企業で使用するサイトでなければ「個人」を選択してください。
「郵便番号」を入力すると自動的に住所も入力されます。
「番号」の部分は例えば1丁目2番地3号の場合「1-2-3」と記入しましょう。
番号の前に「乙」や「ネ」などの字が入る場合はひとつ上の「町村」に字の部分だけ記入し、その後に続く数字の部分を「番号」に記入しましょう。
全て入力したら右側にある「次へ」をクリック。
SMS/電話認証をする

携帯電話の番号を入力して、「SMS認証」もしくは「電話認証」をクリックすると4桁の認証コードが送られてくるので、4桁の数字を入力して「送信」をクリックします。
お支払い方法を入力 (クレジットのみ)

次の「お支払い方法」ではクレジットカード情報を入力します。
「お申し込み内容」を確認し「お申し込み」をクリック。
インストール開始

インストールが始まり、少し待つと上の画像のように「WordPress をインストールしました!」と表示されます。
そこに表示される5つの項目
- サイトURL
- 管理画面
- データベース
- DB ユーザー名
- DB パスワード
はすべて控えておくようにしましょう。
その後もセットアップは続き、画面左下に「ご確認ください。ステータスが稼働中になりました。画面の更新を行ってください。」と表示され、最後に「成功しました。」と表示されるとセットアップが完了です。
「閉じる」をクリックするとConoHa WINGのコントロールパネルに移動します。
WordPressにログイン
WordPressのインストールが完了したのでさっそくWordPress管理画面にログインしましょう。
インストール完了画面で控えておいた「管理画面」のURLをコピペしてアクセスできます。

「WordPressのログイン画面」が表示されるので、ConoHa WINGのドメイン取得の際に控えた、「WordPress ユーザー名」と「WordPress パスワード」を入力して「ログイン」をクリックします。
※「ログイン状態を保持する」にチェックを入れておくと今後のログイン情報を記入するという手間が省けます。

ログインが完了すると、WordPressの管理画面が表示されます。(サイトの裏側です)
お疲れ様でした!これでWordPressのインストールすべての手順が完了です。
※左側にたくさんのメニューがあるので、このタイミングでどんな機能があるか少し触ってみてください☺︎
WordPressをインストールしたら始めに設定しておきたいコト
WordPressのインストールが終了し、管理画面にも入れるようになりましたが、まだ記事を書き始めるには不十分です。
ここではWordPressをインストールした後に設定しておきたいコトについて紹介します。
SSL設定
SSL設定とはURLの先頭にある「http」を「https」に変更する作業になります。
一見それほど重要なことではないと思うかも知れませんが、変更しておかないと以下のような影響が出る可能性があります。
- httpの状態では第三者によるデータの改ざんや情報の盗聴が起こる危険性がある。
- URL横の「保護されていない通信」の表示がユーザーに不安を与えてしまう。
設定手順

ConoHa WINGの管理画面へ行き、左側の「サイト管理」メニューから「サイト設定」をクリック。
※ネームサーバーの変更が反映されるまで数分から数時間かかるので、少し時間を空けてから次の手順を進めましょう。
「かんたんSSL化」の横にある「SSL有効化」ボタンをクリック。
利用設定を「ON」にすると設定が始まり、数分後、先ほどの「SSL有効化」ボタンが青くなれば完了です。
※もしこの時点で「失敗しました」のエラーメッセージが出た場合は、
しばらく時間を置いてから、また「ON」にしてみましょう。
自分のサイトの安全性を示したり、SEO対策にも関わってくるので必須の作業といえますね。
プラグイン設定(インストール)
プラグインとは、WordPressの標準設定にはない機能を追加インストールすることによってより便利で快適にするものです。
快適な作業環境を作り上げるだけでなく、SEO対策などにも効果的なプラグインも存在するので、初期のタイミングでインストールしておきましょう。
Google XML Sitemaps
サイトをウェブ上で表示したければGoogleの検索エンジンに認識してもらう必要があります。
そこで活躍してくれるのがこの「Google XML Sitemaps」。
記事の公開や更新の度にサイトマップを自動生成し、生成されると自動で検索エンジンに通知してくれるというSEO対策には欠かせないプラグインです。
EWWW Image Optimizer
サイズの大きい画像ファイルを記事内に使用していると記事の表示速度が遅くなります。
この「EWWW Image Optimizer」は画像をほとんど落とすことなく、自動で画像サイズを圧縮してくれるプラグインです。
少しでも表示速度を高めるためにもインストールしておきましょう。
余談ですが、2017年にGoogleが126か国のモバイル向け広告ランディングページ900,000ページを調査したデータでは下記のような予想を出しています。
・表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇
・表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇
・表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇
・表示速度が1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇
・表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇
・ページの要素(テキストやタイトル、画像など)の数が400個から600個に増えると、コンバージョン率は95%下がる
「直帰率」とはサイトに訪れたユーザーが1ページだけを見てそのままサイトから離脱する割合を示したものです。
いかに表示速度が重要であるかがお分かりいただけたと思います。
Autoptimize
画像ファイルの圧縮だけではなくHTMLやCSS、JavascriptなどのコードもWordPressの表示速度に影響を与えます。
「Autoptimize」を使用すればワンタッチで改善してくれます。
LiteSpeed Cache
サイトの表示速度を高速化するためのLiteSpeed Webサーバーで利用できるキャッシュ機能です。
インストールすることでサーバーの負荷が低くなる為、アクセス集中時にも安定感を保ってくれます。
Broken Link Checker
自分のブログ記事に外部サイトへ飛ぶリンクを貼ったものがリンク切れになるとエラー通知してくれるプラグインです。
リンク切れのリンクが多いサイトは信頼性に欠けてしまうため、表示じゅんいを下げられてしまう可能性があるので、すぐエラーに対応できるようインストールしておきましょう。
Contact Form 7
ブログの記事を閲覧しているユーザーが問い合わせを行う場合に使用するコンタクトフォームを簡単に作成できるプラグインです。
必須ではないと思いますが、あると便利。
パーマリンク設定
パーマリンクとは「記事ごとに設定してあるURL」のことです。
例えば「https://fujilablog.com/example」というURLがあるとすれば「example」の部分をパーマリンクといいます。
デフォルトのパーマリンク設定ではコンピュータが記事のURLを指定してしまうので、自分でパーマリンクを指定するための設定にしておきましょう。
設定手順

WordPress管理画面のメニューから「設定」を選択し、「パーマリンク設定」をクリック。
共通設定にある「カスタム構造」を選択して、 /%postname%/ と記入してください。
これで記事を作成した時に自分で好みのURLを指定できます。
Googleアナリティクスの設定
これからのサイト分析で重要となってくるツールがこのGoogleアナリティクスです。
公開したWordPressブログのPV数や滞在時間など、あらゆるデータを無料で提供してくれるので、連携しておきましょう。
GoogleアナリティクスをWordPressへ導入する方は下記の記事でわかりやすく手順を解説しています。

Googleサーチコンソールの設定
SEO対策としても重要な役割を果たすGoogleサーチコンソールはWordPressブログで公開した記事をユーザーがどんな検索キーワードから読みに来てくれているのか、どの位のアクセス数があるのかを知るためのツールです。
GoogleサーチコンソールをWordPressへ導入する方は下記の記事でわかりやすく手順を解説しています。

デザインテーマの設定
WordPressには数多くのデザインテーマが存在し、テーマを設定することでブログが見やすくなるのはもちろん、SEO対策済みのテーマであれば、初心者でも安心してブログを執筆できますよね。
当ブログがおすすめするSEO対策済みのおすすめテーマは下記の5つです。
おすすめのWordPressテーマ
1〜4は有料テーマで、5のCocoonは無料テーマです。
特にCocoonは無料でありながらSEO対策や編集環境が整っているため、初心者ブロガーにも人気があります。
しかし、有料テーマの方が自由度が高いということは事実で、途中でテーマを変更するのも少し設定が大変になります。
なので始めのWordPressテーマ設定はある程度慎重に決定しましょう。
ASPに登録する
ASPとは「Affiliate Service Provider」の略で、広告主と皆さん(登録者)の仲介をしてくれるシステムのことです。
広告収入として知られているGoogleアドセンスだけでなく、このASPで取り扱っているアフィリエイト広告から収入を得るのも一般的なので、ぜひ登録しておきましょう。
下記の記事でASPについて詳しく紹介しています。

開設したブログでさっそく記事を更新しよう

ここまで紹介したことを行っておくだけでブログの運用は問題ないでしょう。
少しやることが多かったかもしれませんが、これで記事を安心して更新していくことができるので、さっそくみなさんの記念すべき1記事目を執筆し公開ましょう!