こんにちは。
こんな悩みに答えます。
この記事の内容
- コピーライティングとは
- コピーライティングの仕事
- 簡単なコピーライティングの書き方(考え方)
- コピーライティング上達のコツ
上記の手順で解説していきます。
コピーライティングとは
コピーライティングは言葉や文章で、読者に商品の存在を印象づけるためのものです。
ピンと来ない方もいるかもしれませんが、例えば、
i’m lovin’ it=マクドナルド
NO MUSIC NO LIFE=タワーレコード
上記のコピーを一度は見たことがありますよね。
「〇〇といえば△△」
という印象を持たせることで「商品を購入したい」という感情を抱かせます。
セールスライティングとの違い
「コピーライティング」とよく混同される言葉に、「セールスライティング」があります。
これはその文章で消費者に商品の購入を促すための文章で、この2つは商品を売る文章という点では同じですが、商品を購入するまでの心理的な部分に違いがあります。
わかりやすく言うと、
セールスライティング=買いたいという感情を抱かせて購入を促す
こんな感じです。
コピーライティングの仕事

コピーライティングが使われている仕事は以下の通りです。
- テレビ・CM
- 雑誌・新聞広告
- ポスター
- 商品パッケージ
もちろんこの他にもスキルを生かせる分野は多いですが、主に広告代理店が絡むような仕事で使われます。
一見使える分野が少ないと感じますが、コピーライティングが必要とされる仕事が人々の生活を彩っているといっても過言ではないので、今後も求められていくスキルであることは間違いありません。
簡単なコピーライティングの書き方(考え方)
コピーライティングと聞くと「書く」スキルという印象があるかもしれませんが、実際は「人々の心理を考える」ことがいちばん重要です。
それほど書くスキルがなくても、
上記のような意識を持って考え続けることで売れるコピーライティングに繋がります。
これが本質であり、ここを疎かにしてしまうとずっと書いても書いても上達せず、前進できないままで終わってしまうので、コピーを書くよりもまず人々の欲求を考ることから始めていきましょう。
コピーライティングを構成する4つの要素
- キャッチコピー
- ボディコピー
- クロージングコピー
- 追伸
この文章の構成を意識することで、文章全体にまとまりが出て、説得力が高まります。
もちろん美しい文章や面白い文章を書ける人はいますが、この4つの要素を意識しないと「売れる文章」を書くことには繋がらないと思います。以下で順に紹介していきます。
1.キャッチコピー
日常でもよく耳にする言葉ですね。先ほど紹介した、
i’m lovin’ it=マクドナルド
NO MUSIC NO LIFE=タワーレコード
これらがキャッチコピーと言われるものです。
この文章の狙いは、存在を印象づけ、続きを読んでもらうことにあります。
コピーライティングの世界では、「文書を目の前にして続きを読んでくれる読者は2割しかいない」と考えられており、いかにこのキャッチコピーの部分が重要かが感じられると思います。
2.ボディコピー
キャッチコピーで引きつけられたユーザーにより興味を持ってもらうために「キャッチコピーの意味や商品の良さを紹介する」のがボディコピーです。
詳しい情報を知りたいと思った人に読んでもらう文章なので、ここを疎かにするとせっかく商品に興味を持ったユーザーを離脱させてしまう可能性があります。
キャッチコピーのどの部分に興味を持ち、どんな情報を知りたいと思っているのかを考えながら文章を書いていきましょう。
ボディコピーはあくまでキャッチコピーを補足する文章なので、目立たせ過ぎないように文字の配置や大きさを意識することも重要です。
3.クロージングコピー
ボディコピーでより興味を持たせた後はクロージングコピーで「最後の一押し」の文章を取り入れましょう。
主なポイント
・比較をする
比較を行うことで「自社商品のほうがお得」であることをアピールしましょう。
競合会社の商品(モノ対モノ)で比較してあげるより、「〇〇を1ヶ月節約すると△△を購入することができます」といった表現の方が心に響く文章になります。
・限定性、特典の提示
例えば、
18時までの購入で30%オフ!
こんな感じです。
数量や期間を限定してあげることで、ユーザーに「このチャンスを逃したくない」という気持ちを抱かせることで購入へ導きましょう。
・利益(ベネフィット)を再確認させる
ボディコピーで「この商品はここが良い」と提示してあげたベネフィットを購入う意識が高まっているこのタイミングでユーザーに再確認させてあげましょう。
※この3つのポイントを意識して文章を書き、「今買いたい!」という欲求をかき立たせることが重要です。
4.追伸
いわゆる「まとめ」のパートです。
文章の終盤であるがゆえに、ここで手を抜きがちなライターも多いですが、読者は面倒だからボディ・クロージングコピーを飛ばして「まとめ」、いわゆる答えを先に知りたいという心理的な傾向があります。
ここまで紹介してきた内容をわかりやすくまとめて購入を促すだけでなく、
どんな新しい情報を与えてくれているのか
上記を確認させてあげることで「また記事を読み直そう」という気持ちになり、ボディ・クロージングコピーで購入意欲を高めてあげることもできます。
「先ほど解説した〇〇の部分がとても重要です。」など文章を工夫してみましょう。
コピーライティング上達のコツ
コピーライティングの書き方を意識することでコピーライティングの能力は身につきますが、上記で紹介したものは基本に過ぎません。
コピーライティングをより上達させるコツは以下の通りです。
- 有名コピーライターに学ぶ
- コピーライティングの専門書で学ぶ(書籍)
実践しつつ、上記2つの勉強法でコピーライティングを上達させることがおすすめです。
有名コピーライターに学ぶ
どの領域でも実力のある人材から学ぶことがスキル上達のコツに繋がります。
コピーライティングでも著名なコピーライターの文章から書き方を盗み(そのままコピペは良くないですが)、オリジナルな文章を考えていきましょう。
ネットを探せば数多くの作品がヒットするので、無料で勉強できます。
コピーライティングの専門書で学ぶ(書籍)
ネットの情報だけで得られる知識はたくさんありますが、書籍で学ぶ方が圧倒的に理解を深めることができます。
この記事でまとめているコピーライティングについての文章は約3000字程度ですが、書籍は10万字を超えるのが一般的なので、ネット記事と書籍ではどれだけ得られる知識量に差があるかは一目瞭然ですね。
コピーライティング上達におすすめの書籍
まとめ

- コピーライティングは印象づけて、興味を持たせる文章
- セールスライティングは買いたいという感情を抱かせて購入を促す文章
- キャッチコピーで存在を印象づけ、続きを読んでもらう
- ボディコピーでキャッチコピーの意味や商品価値を紹介する
- クロージングコピーで最後の一押し
- 追伸で文章をわかりやすくまとめる
こんなところでしょうか。
コピーライティングの書き方(考え方)のパートで紹介した工夫すべき点なども意識し文章を書くことはもちろん、日々のインプットも続けることで売れるコピーライティングを身につけましょう。